【アイアンマン】「私がアイアンマンだ」

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【おすすめ度】

 

★★★★★(評価5)

 

 

 

【こんな人におすすめ!!】

  • ヒーローものが好き!
  • SFが好き!
  • シリーズ物が観たい!
  • ファンが多い作品を観たい!

 

 

 

【あらすじ】

巨大軍事産業「スタークインダストリーズ」の社長であるトニー•スタークは自身が開発したクラスターミサイル「ジェリコ」のプレゼンテーションをアメリカ軍にするためにアフガニスタンへ。

そこでテロリストグループがトニーを襲撃。意識を失い、気がつくとトニーはテロリストたちの住処である洞窟にいた。

さらに襲撃の傷で死にかけたトニーにの胸には車載用バッテリーに繋がれた電磁石が埋め込まれていた。

テロリスト達は気がついたトニーに対して「ジェリコ」を組み立てろと強要される。こらが彼らの要望。

仕方なしにミサイルの製作に取りかかろうとしたトニーだったが、洞窟内にある機材だけを使ってテロリスト達に隠しながらパワードスーツ「マーク1」を作り上げ脱出を図る。

一緒に監禁されていたインセンの協力もあり、パワードスーツを使って脱出に成功するトニー。

なんとかアメリカに帰還したトニーはテロリスト達が自身が開発した兵器を使っていた現実を目の当たりにして、自社の軍事産業から撤退すると発表する。

トニーの会社の副社長であるオバディア•ステインはそれに対して反発。さらに会社を乗っ取ろうとする。

トニーはさらに改良を加えたパワードスーツの開発を進め、オバディアの計画を阻止しようとするが…

 

 

 

 

 

MCUシリーズが産声をあげる!】

現在では有名になっているMCUシリーズ(マーベル•シネマティック•ユニバース)の記念すべき第1作目となった今作。

公開時、全米興行収入はマーベル作品の中では当時で4位(1位〜3位はスパイダーマンシリーズ。初代スパイダーマンシリーズのドビー•マグワイヤ版)とそこまでインパクトはなかったが

当時のVFX技術が評価され、第81回アカデミー賞において「視覚効果賞部門」にノミネート。

監督は自身も今作品(シリーズ通して)にトニーの運転手兼ボディーガードのハッピー役として出演しているジョン•ファブロー。

 

ちょっと話がずれますが……

ジョン•ファブローは2019年6月よりNETFLIXオリジナル作品「ザ•シェフ•ショー〜だから料理は楽しい!〜」という料理番組を更新中。

私が大好きな作品であるジョン•ファブロー監督の「CHEF 三ツ星フードトラック始めました」のフォードトラックや作成裏話も登場しています!(「CHEF」についてはまた後日レビューします!)

なんと「ザ•シェフ•ショー」にはアベンジャーズシリーズのキャストも登場!!

アイアンマンシリーズのペッパー•ポッツ役グウィネス•パルトローやスパイダーマンシリーズのピーター•パーカー役のトム•ホランドが!!!

ファンの方でNETFLIXを契約されている方はぜひ観てみてください!!

 本当に仲良く撮影されているのでファンにとってはにやけてしまうような番組になっています。

というか料理が本当においしそう!!時間によっては飯テロになりますが…

 

 

話戻りまして……

現在、スターウォーズシリーズを超えるといわれるほど拡大しているMCUシリーズ。

その皮切りとなった今作品はSF大好きな私が自信を持っておすすめする作品です!

 

 

 

 

 

 

※ここからネタバレあり↓↓

 

 

 

 

 

 

【なにかとツッコミどころが多い!】

今作、ファンが多い中ではあるが、裏では結構ツッコミどころが多いという声も多い。

まず序盤にテロリスト達に捕えられ、インセンと協力をしてアイアンマンマーク1を隠れながら作り上げるわけだが

結局作っていたのはトニー用のパワードスーツ1体のみ。

インセンは身を犠牲にしてスーツ起動の時間稼ぎをし、結局殺されてしまう…

自分の分だけかい!!とここはツッコミが多発したとのこと。

たしかに一緒に脱出しようみたいな雰囲気だったので、ある程度の武器をインセン用に発明してもよかったのでは……みたいな声があるようだ。

 

ただ私は洞窟内の材料だけで、なおかつ時間が限られた中での作戦だったから

逆にリアリティあってよかったと思う。

インセンとも出口までの歩数を「○○歩歩いて右に曲がり、次は○○歩歩いて…」みたいな具体的で詳細を握り合っていたぐらいなので、インセンのあの咄嗟の行動はトニーも必死で止めていたので

トニーが脱出できたのはインセンのあの計画外の行動があってこそ成功したものだと私は思う。

 

なんとこのインセン、「アイアンマン3」での回想シーンで再登場します!

シリーズ通してぜひ観てみてください!

 

 

 

【ロバートについて】

梅宮辰夫に変身したりするロバート…ではなく!

トニー•スターク役を演じたロバート•ダウニー•Jrについてです。

 

今ではトニー役はロバート以外考えられないといわれるほどキャラとマッチングした彼ですが

当時、テレビドラマ「アリー my love」ですでに有名だった彼は「アリー」のシリーズ中にコカイン所持で逮捕され、降板する過去も。

その為、制作側は「絶対に雇うことはない」と明言するほどだったらしい。

だがしかし、彼はオーディションで他を圧倒するほどの演技を見せつけ、主人公の役を勝ち取ります。

原作での設定もアルコール中毒に悩まされるという部分もあったので、ファンからも受け入れられたみたいです。

※マーベルはDCコミック(バットマン、スーパーマンなど)のような完全人間のようなヒーローを描くのではなく、ヒーローも一般人と同じ人間らしい悩みを抱えているというのが、マーベル作品の特徴の一つなのだとか。

だから根強いファンが多いのかもしれませんね。

 

あとロバートがトニー•スタークを演じるにあたって

週5みっちりトレーニングに励んでいたり(撮影中のパワードスーツは40kgもあるとのこと…!)

ロバート本人も「誰も観てくれない作品に出演してきたが、魅力的に感じ続けてきたこの役を断る訳ない。最初からアイアンマンとして成功するトニーではなく、テスト飛行など失敗しながら成長していくトニーに惹かれている。」

と語るくらいに相当な思入れもあるようだからこそ、役にのめり込めたのかもしれませんね。

 

 

 

【まとめ!】

映像、ストーリーどれをとっても興奮できるような内容です。

MCUシリーズという新たな映画の可能性を見いだした、ある種の伝説となるような作品。

このアイアンマンはシリーズ通してテロ組織、軍事組織との戦いがテーマでもあり、敵役をやっつけるというシンプルな設定ではなくリアルな戦いが描かれています。

完全な人間がヒーローをやっているのではなく、一般人に近いようなどこかに悩みや問題がある人間がヒーローを演じています。

だからこそ、感情移入しやすい作品ともいえます。

私自身、本当に大好きな作品です!!

 

 

【作品情報】

監督:ジョン•ファブロー

脚本:マーク•ファーガス ホーク•オストビー

原作:スタン•リー

制作:アビィ•アラッド ケビィン•ファイギ

音楽:ラミン•ジャワディ

出演:ロバート•ダウニー•Jr グウィネス•パルトロー

【フェイスオフ】「お前の弾はあと1発だ」

 

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【おすすめ度】

★★★★(評価4)

 

 

 

【こんな人におすすめ!!】

  • アクション好き!(特に銃撃戦!)
  • ジョントラボルタが好き!
  • 悪役が好き!
  • ハラハラドキドキしたい!

 

 

【あらすじ】

FBI捜査官のショーン•アーチャー(ジョン•トラボルタ)は6年前、遊園地で幼い息子マイケルと一緒にメリーゴーランドに乗って遊んでいたところを

テロリストのキャスター•トロイ(ニコラス•ケイジ)に狙撃される。

アーチャーは一命を取り留めるが、愛する息子マイケルはその事件に巻き込めれ死んでしまう。

それ以来、アーチャーは執念深くキャスターを追い続け、やがて空港から逃亡する彼の情報をつかんだ。罠をはりながら激戦の末、キャスターを逮捕する。

ついに宿敵を逮捕したアーチャーだったが、キャスターがロサンゼルスに細菌爆弾を仕掛けていたことが判明。

キャスターは激戦の負傷で意識不明状態。キャスターの弟ボラックスは話をはぐらかし爆弾の在処を聞き出す事ができないでいた。

アーチャー側の周りの人間は最新医療による技術でキャスターの顔をアーチャーの顔に移植させ、ボラックスやキャスターの仲間がいる刑務所へ潜入捜査することを提案。

アーチャーは悩んだ末、手術を受け、潜入捜査に踏み切ることに。家族や他の捜査官には内緒で…

刑務所に潜入捜査を開始したアーチャー(キャスター)はボラックスから情報を聞き出すのに成功する。

そんな中、アーチャーに面会者がやってくる。

そこには鏡でしか観た事のなかった自分の顔が。

意識を失っていたキャスターが自分の顔(アーチャー)を移植してやってきたのだ。

目の前の事に信じられないアーチャーは絶望する。

復習を誓ったアーチャーは過去に自分が逮捕した悪人たちとキャスターだと思い込ませ共闘して刑務所を脱獄することに。

脱獄に成功したアーチャー(キャスター)と中身は極悪人のキャスター(アーチャー)の攻防戦がはじまり、、、

 

 

【監督自画自賛の作品】

「ミッションインポッシブル2」や「レッドクリフ」を手がけたジョンウー監督作品。

ハリウッドに進出して「初めて好きなように撮れた」と彼自身誇る作品となり

実際にも彼の出世作となった。(興行収入2.4億ドル)

2丁拳銃、同時に銃を向け合う2人、戦闘中に白い鳩が飛ぶ(銃撃戦が始まる合図)など映画ファンもテンションあがるようなシーンが多く

意外とこの作品のファンも多いのでは…?

 

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【外身は違うが中身は一緒】

顔を整形で取り替えるという斬新な設定の為、撮影には様々な工夫があったみたい。

ジョン監督はお互いの俳優にお互いの演技のVTRを見せ、互いの特徴や癖などを研究するように指示したとのこと。

ジョントラボルタがニコラスケイジのVTRをみてニコラスケイジはその逆という。

さすが名俳優のお二人なので観ていて何の違和感もなく思いっきり集中して観れました。

どちらの演技もすばらしいが特にジョントラボルタのクライマックスでの狂気に満ちた

演技!

鳥肌たちました!!

 

 

 

 

 

【一番好きなシーン】

シーンというかかっこよかった仕草。

アーチャー(ジョントラボルタ)が家族に対してする顔をなでるような所作。

これが色んなところで出てきます!

 

 

 

 

 

 

※以下ネタバレあり

 

 

 

 

 

 

 

 

【感情移入の混乱】

正義の味方(ジョントラボルタ)の顔が途中から敵の顔(ニコラスケイジ)になってしまい、観終わったあとに変なモヤモヤ感が…(監督からすると狙った結果なのかもだけれど)

作品序盤のあの息子マイケルとメリーゴーランドに乗って優しくて幸せそうなアーチャー(ジョントラボルタ)が最終的には自分で自分の顔をガラスの破片で傷つけたり、ボウガンで息の根をとめられ死んでしまい(自分はアーチャーの家で家族と一緒に過ごすシーンが一番えぐいなと思いました)

観ているこちらからすると、「よし!倒した!」みたいな敵役が倒れて喜んでいた所、

ラスト、顔が元に戻り、アーチャー(中身もアーチャー)が家族の前に戻ってくるシーンはなんとも複雑でした。

必死にニコラスケイジ(キャスター……ではなくアーチャーだけど)が倒したのに……

あの狂気に満ちた演技を観てすぐなので余計に変な違和感がありました。

 

逆にニコラスケイジに感情移入しちゃって…笑

(必死に脱獄して、家族の誤解も解いて、家族を守る為に戦ってたので)

 

 

 

 

【まとめ】

顔を取り替えて、各々が違う役を演じるという斬新な設定でありながらも、俳優の名演技によって何の違和感もなく観れました。

最後、観終わった後に残る独特な違和感はありますが、あえてそこは感じてほしい作品です!

 

 

【作品情報】

 

監督:ジョン•ウー

脚本:マイク•ワーブ マイケル•コリアリー

製作:デビット•パーマット テレンス•チャン

出演:ニコラス•ケイジ ジョン•トラボルタ

音楽:ジョン•パウエル

公開:1997年

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